物語

THE BOOK

書けなくなって、詞が出てこない、
いや、出てきても消してしまう。
1か月も投稿できていなかったと今気づきました。

時を殺していました。
詞を贈りたい恋しい人がいなくなった。

私にとってブログを書くことは自分をさらけ出すことで、そうやって恥ずかしい部分、微かな生命力を繋ぐことです。

身体がなんの反応も示さなくなって
果実と空しか愛せなくなって
それでしあわせだと思うことに。

でも、、、違うね。
堕ちるところまで堕ちると、
あとは腐ってなくなるか這い上がるしかありません。




ここ数日の間、不思議なことが。

2人。
私をどこかから見つけてくれ、それぞれ温かい便りをくれました。
『RUKAさんのblog、instagramを時折みています』って。笑
以前に深く関わった子たちに、、、。
恥ずかしいけど、、、本当に、救われたの。
私の方が。

ありがとう。



出会った時
彼女たちは私より若くて。
まっすぐに見つめてくれる女の子でした。


変わりたい
きれいになりたい

そう気づきを自ら得て、日に日に変化をする彼女たち。
貴重な半年の時を分かち合いました。

人が変わるのは、人がきれいになるのは、たやすいことではない。

外見は整形と注射、それにダイエットして着飾ればいい。
だけど、内側から魅力的になるのは、難しい。

自分を認めてあげるのは、
自分に自信を持てるほど嘘をつかないことは、
善く生き続けようとすることは、  難しい。

苦しくて、うれしくて、かなしくて・・・。
自分と向き合い、目を背けず、
正面から向かう時、人は熱くなれる。



変化をすれば必ず次の壁が現れます。
またそれに気づく。辛く、せつなくて・・・

気づかせないほうが幸せだったんじゃないの?
知らせないほうが幸せだったんじゃないの?

もう女の子だった彼女はいなくなっていたから。

正直、苦悩しました。
成長は、速度を上げることは、
高いところ広いところへ飛び立つことは、
本当にしあわせ?



でもね

最後、よかったと思えた。
旅立つ別れの時、彼女の表情はまぶしくて。
いまでも脳裏に焼き付いています。

うつくしい顏

きれいな顏

記憶しておきたい宝物です。


おしえてくれてありがとう。


私が、彼女を変えることはできない。
私が、彼女をきれいにすることはできない。

私は、彼女が変わることを支えることができる。
私は、彼女がきれいになることを喜ぶことができる。

(我が強くなるとうつくしくなくなるね 笑)


人は変わらない。
変えられないことが世の中にはある。

それでも、
人が変わりゆくのは うつくしい。

だからこそ、歳をとるのは うつくしい。

いつまで経ってもハッピーエンドは来ない。
(ハリウッド映画ではない 笑)




THE BOOK
不思議な世界観のあるブランドでした。

自分をカメラで撮られ、自分を眺め、自分に向き合い、自分のことを話す。
その時、人は何を思う?
何を気づく?どうする?

人は変われるか?人は自分を肯定できるか?

とてつもなく、鋭く刺す。
人によっては嗚咽するほどえぐられる。

時と空間、人と人。
私が経験したこのブランドは、もうすぐなくなります。
苦しかった、辛かった、投げ出したいほど痛かった。

けど、 よかった。


かけがえのない一生のご縁ができました。
人は孤独だけど、孤独でないと感じることができる
そんな方法があることを知りました。


貴方をわからないからわかりたい。
貴方の喜びをわかりたい。
貴方の哀しみをわかりたい。




ブランドはなくなっても
私の本に描くシナリオの登場人物、彼女たちはずっと続きます。
そこに、ブランドの信念は生きています。

ばあちゃんになっても、骨になっても・・・

変化しつづける貴方の、変化しない瞳はうつくしい。
きっと、誰かが貴方のために涙を流してくれます。

出会えてよかった。

また会いたい。会おう。

どっかで会おう。
理由はなんでもいいから。

ちょっと熱くなりすぎたね笑

明日もいい日。



では、また❤

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