偏屈

偏屈

うーん、たまには毒吐こうかな。笑

いい人でいたいじゃない?
よく思われたいじゃない?
うまくやっていきたいじゃない?

日本人ってこういうバランス感覚いいから合わせられちゃうんだよね。
でも、その空気が美意識を均一化してしまうことになると思うの。





そういう意味でわたしは頑固おやじとか偏屈ばあさんとか大好き。

あぁ、この人は人の評価や協調よりも
自分の裡から湧き出る情熱や信念、美的感覚のほうを優先させてるなって。

こないだ、古くから各界の方に親しまれている小料理屋へ連れて行ってもらいました。
そこの女将さんが気難しい方でね。笑

女のコが下品なコトバを使っていて、わたしも耳をふさぎたくなっていたところ、女将さんがお得意さんのお嬢さんであるにも関わらず、
『嫁入り前の女の子が言ってはいけません!』と ピシャリ!叱っていて。

格好よかった

うつくしかった

周りに流されず、時代に淘汰を許さず、芯をもっている。
愛のある人、こころの豊かな人は素敵です。






色のある口説き方のわからない男の方へ(笑)

10代の頃からひとつ、なんだかもやもやする賛美の仕方があって。

男性から
「お綺麗ですね。」
と言われると、女性ならうれしい。問題はこの後。


「女優さんみたい!」
「モデルさんみたい」
「○○(人物)に似ている」

と・・・・。


わかる方はわかりますよね。
これ非常にモヤモヤ。

誰が、女優になりたいと言った?
モデルに憧れていると言った?
いや、一般的に言うと皆そうなりたいと思っていると思いお世辞、社交辞令としてそういうのが喜ばれると彼は思ったのかもしれない。

ただ、わたしは色のある場面でこれを言われるとさーっと冷めてしまう。
ごめんなさい 笑

あぁ、この人のお綺麗ですねはそういう意味か。と残念。


俳優をしていたり、モデルをしているお友達もいるので気分を悪くしないでほしいのだけど、わたしは彼らの職業を素晴らしいと思う。人をしあわせにし得る。
ただ、それは職業であって、生き方であるだけでしょう。
それを選択して邁進して存在しているに過ぎない。

資本主義において価値を高くおいていることもわかる。

だけど、だから日本ではコマーシャルがつまらないのでは?
だからフィクションの世界とリアルの美しさを混合しわからないのではないか?

と残念に思うのです。

ごめんね。
違う星で生きている、太古の感覚で生きているおかしな女の戯言なので怒らないでね 笑




紫陽花にも様々な色や形があるように、
女のうつくしさの在り方、表現の仕方も様々です。

世に出ることが良いこととは限らない。
なぜって、記憶にある わたしが出会った中で一番きれいだと思った方。

わたしの故郷の里にいた ひっそりと暮らしながらうつくしい女で。
彼女は死ぬまでひとりの男の命をかけて愛されていた。
自分よりも愛する人たちのために死の直前まで苦しみを選んだの。

あぁ、敵わない。

どうすれば彼女のようになれるか考えます。


例えば、艶っぽい空気の時に、

「牡丹みたいにハッとした」
「蒼く澄んでいるね」
「菩薩のような目だね」
って、
どうせ臭いこと言うなら
そんな情緒を遊ぶような口説き文句を言われちゃうと弱いかも。

そういう本質を突こうとする男が
好きなのかもしれません。


美しさは量で測れない。

だれかと愛し愛される人でいたい。

落としてほしい。
落としてみたい。
死ぬまで 恋あそび♪

そんな風に時代錯誤な感覚を持っている素敵な方はいるかなぁ。


また、現代の東京で生きづらくなることを言っちゃった💦
わたしの真意を理解してくださる方がいるといいな。


もっと 趣深く滑稽な世界にしようよ。


では、また💙






コメント